梅雨本番。洗濯物がたまって大変です(普通にリアルですみません)。それに暑くなってきましたね。もう夏もすぐそこ

 さて。ついに7月1日(土)がやってきました。(えっ?何)

 そう、11月のニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの一般発売です。カジモト・イープラス会員先行発売は既に行なわれましたが、おかげさまで大好評をいただき、感謝、感謝


 アーノンクール。
 一日千秋の思いで彼の来日公演を待っていた方、多いと思います。かくいう僕もそうです。
 この巨匠が来日をOKしてくださるまでの道のりは長く、交渉は大変でした。この話、どこかでまた書く機会があればいいなとは思いますが、とにかく今はスタッフ一同、実現したことを嬉しく思っています。

 アーノンクールの初来日は1980年。やはりウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを率いての来日でした。その当時、アーノンクールは音楽ファンからどのような存在と見られていたのでしょう?
 僕は80年代の中頃(?) 音楽を勉強する学生でしたが、学校のバロック音楽の授業でヴィヴァルディ「四季」についての講義があり、イ・ムジチ合奏団やアカデミー室内管弦楽団などのレコードを一通り聴かされたことがあります。その最後に、「これはバロック専門の指揮者による異端の演奏なのだけれど」という紹介でアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥスの演奏が流されました。確かにそれまで聴いた気楽な「四季」とはまったく違う、アクセントの強い一風変わった迫真的な演奏だな!と強く感じたものです。
 その頃のアーノンクールはチューリヒ・オペラでモンテヴェルディのオペラを次々と上演し、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したモーツァルトの交響曲のCDを続々と出していましたが、(オペラはともかく)いつも賛否両論を巻き起こしていました。
 多分(多分です、僕が感じるに)、その頃のアーノンクールのファンというのは、比較的限られた層だったのではないかと思います。先生も「異端の…」なんて紹介をしてたくらいですし。

 それが、演奏家やファンの誰もが尊敬し、動向のひとつひとつが注目され、押しも押されぬ巨匠と言われるようになったのは、1990年代に入ってから、ちょうどヨーロッパ室内管弦楽団とのベートーヴェンの交響曲全集のCDが発売された頃でしょうか。
 ウィーン・フィルやベルリン・フィルを定期的に指揮するようになり、レパートリーもそれまでのバロック音楽からブラームスやブルックナーなどに拡大していった時期です。音楽雑誌などでも紹介される機会が増え、テレビでもライヴ映像が数多くオンエアされるようになりました。
 僕もそんな映像や、次々にリリースされるCDを聴くにつけ、「アーノンクールが指揮する演奏をナマで聴くにはヨーロッパに行くしかないのか…」と、いつもため息をついていました。だって各方面から「アーノンクールは日本には行かない、と言っているらしい」と聞かされていましたから。
 それが、まさか来日が実現するなんて、まったく夢のようです。
(↑アーノンクールに関しては、僕は完全に一ファンの心境です

 そしてヘンデル「メサイア」は、バッハのカンタータや受難曲と並び、アーノンクールがずっと力を入れてきた大作のひとつで、ウィーン・コンツェントゥスはもとより、合唱はアーノルト・シェーンベルク合唱団、ソリストはJ. クライター(ソプラノ)B. フィンク(アルト)W. ギューラ(テノール)H. ミュラー=ブラッハマン(バリトン)という、現在ヨーロッパで最高の評価を誇り、アーノンクール・ファミリーともいえるような日頃から共演の多い演奏家たちで、磐石の布陣です(もちろん彼が来日のために選びました)。

 いや〜本当に楽しみです。
 歴史的な日を皆様に体験していただけることを、心から嬉しく思う僕です

[ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス京都公演詳細はこちら]
 ※アーノンクールからのコメントもご覧になれます。

[ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス東京公演詳細はこちら]
 ※アーノンクールからのコメントもご覧になれます。

2006-06-29 16:16 この記事だけ表示

 雨が少し少なくなってきたので、梅雨も終りかな〜などと思っていたらテレビの天気予報で「梅雨もいよいよ本番ですねー」と言っていました。ガッカリ
 でも、夏は水不足にならないな、と思えばこれも良しでしょうかね。

 更新が少し滞ってしまってごめんなさい。
 先日のベース・ギャング、楽しんでいただけましたでしょうか? 僕はかなり堪能しましたよ!
 いつもながらの絶妙なトークと、爆笑の演出。そしてメインは、来日の度にパワーアップしている演奏テクニック。新曲が次々とレパートリーに入ってきているし、会場の反応を見てプログラムを絶妙に組み替えているし、客席からのリクエストにも応えてくれるし、とにかく飽きさせないんです。2時間があっという間に過ぎてしまって、何度聴いても楽しいですね。来日3度目にして固定ファンがしっかりついているのにも納得です

 先週からはアーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやホルンのラデク・バボラークパトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)&ソル・ガベッタ(チェロ)のカジモト・イープラス会員先行受付がありました。
 いずれも好評で、チケットご購入いただきました皆様、本当にありがとうございます。

 一般発売はまだこれからですので、まだお買い求めになっていない方、ぜひどうぞ!

[ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス公演情報はこちら]
 ※アーノンクールからのメッセージもご覧になれます。

[コパチンスカヤ&ガベッタ公演情報はこちら]


 今日からはマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の先行受付。
 そして明日からはヴァイオリンのワディム・レーピンの先行受付です。

 

 ヤンソンスはすっかり「現代の新しいカリスマ指揮者」というような呼ばれ方をするようになりましたが、それを裏付けるように、一昨年ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任して早々の来日公演、そして昨年のバイエルン放送交響楽団との来日公演と2年連続して「音楽の友」誌の「来日アーティスト・ベストテン」の堂々第1位を飾りました。
 来日アーティストがどんどん増加し、聴き手の方々の趣向が分化する昨今、ヤンソンスのこの人気の高さは珍しいことではないでしょうか?(もちろん僕としては嬉しいことです)
 今年元旦のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートでも堂々のデビューで大成功でしたね。彼はこのコンサートのために、シュトラウス一家のワルツやポルカの楽譜を800曲以上も目を通して勉強したそうです。ああ、確かにヤンソンスの指揮するオーケストラの演奏って、そんな真面目さや情熱が伝わってくるなあ、とナットクしました。

 しかし2年前のコンセルトヘボウ管の来日公演を思い出す度にため息が出ますね。ついつい「伝統」だからということですませてしまいますが、どうしてあんなにまろやかで豪華で、息の深い音が出るのでしょうね?
 もっともあの時は、ヤンソンスが就任したて、ということで若干、情熱のマエストロの勇み足? って部分も聴かれましたけど、今回はより「熟成度の高い」のコンセルトヘボウ・サウンドになっているだろうな、と期待度大です。

[11/25ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団先行受付はこちら]
 受付期間: 7/6 10:00〜7/7 18:00)

[11/30ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団先行受付はこちら]
 (受付期間: 6/26 12:00〜7/1 18:00)

[12/3ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団先行受付はこちら]
 (受付期間: 6/26 12:00〜7/1 18:00)


 

 そしてレーピン
 彼も熱く、骨太い、そして人間的なあたたかい音楽をするヴァイオリニスト。
 神童、と言われた彼もいつのまにか30代半ば。でも人懐っこい性格と、音楽の新鮮さは変わらず、来日の度に音楽が大きくなってくるのは嬉しい限りです。
 舞台裏で話をしていても、自然体で生きている感じがして、僕には、それが音楽にそのまま出ているように思えます。
 曲はヤナーチェク、ブラームス、グリーグのロマンティックだったり民族的なヴァイオリン・ソナタを3曲と、しとやかなショーソン「詩曲」、華々しいワックスマン「カルメン幻想曲」。
 ヴァイオリン音楽の色々な面やレーピンの“今”が味わえると思いますよ。こちらもどうぞお楽しみに!

[ワディム・レーピン先行受付はこちら](受付期間: 6/27 12:00〜7/1 18:00)

2006-06-26 12:57 この記事だけ表示

 昨日の、大植英次指揮ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーの東京公演、オール・ワーグナー・プロはいかがでしたでしょうか?

 僕も客席で聴きました。大植英次の指揮するワーグナーが新鮮な響きだったのに加え、ツアレポで何回かお伝えしていた3人の歌手にはシビれました…
 でもなんと言ってもワーグナーの音楽が素晴らしいですね!来ていただいたたくさんのお客様、本当にありがとうございました。
 今日はベートーヴェン・プロです。こちらもどうぞご期待下さい。当日券あります!

 ところでようやく関東も梅雨入り宣言となりました
 さあ、こんな日本をカラッとさせるべくヤツラがやってきます。
 そう!あの陽気なコントラバス4人組、ザ・ベース・ギャング"The Bass Gang"

 ツアーのレポートは例によって担当マネジャーからお送りしますのでお楽しみに。でも、僕からもちょっと補足を。

 ヤツラの宣伝をする際、ついつい「とにかく楽しいです!」「陽気だよ!」と、お笑いキャラ的な面を強調してしまうのですが(もちろん爆笑の巻き起こる愉快なステージになることはマチガイありません)、それはメンバー4人の音楽性、テクニックが高度で「上手い」からこそ実現するパフォーマンスだということを、改めてお伝えしたいのです。

 だって、各メンバーが所属・歴任しているところといったら
●アメリゴ・ベルナルディ
 =フィレンツェ五月祭管弦楽団、パルマ・トスカニーニ管弦楽団
●アルベルト・ボチーニ
 =ミラノ・スカラ座管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団、ロンドン交響楽団、フィレンツェ五月祭管弦楽団(現首席奏者)
●アンドレア・ピーギ
 =ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団(現団員)
●アントニオ・シアンカレポーレ
 =イタリア放送交響楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団(現首席奏者)
…す、すごい!上手いわけです…。

 また、僕も3年前に初めて聴くまでは、「コントラバスのアンサンブル? なんか低い音ばかりゴーゴーいって重そうな感じだな」なんてイメージしかなかったんですが(貧困・・・)、実際聴いて「な〜るほど〜。こりゃすごい!」とナットク。

 まず、コントラバスがあんなに高い音域の音を出せるというのにびっくり!(←もちろん相当難しいです)コントラバスがもともと持っている低音から、ああいう高音までを全部弾きこなせれば(←ここが大事です)、ヴァイオリンも真っ青の音域の広さと豊かな色彩を実現できるんですね
 それに加えて、この表現力を生かしたピーギの編曲と、生粋イタリアーノたちが繰り広げるあの手この手の舞台パフォーマンス

 さあ、皆様もご自分の耳と目で確かめてみませんか?

[6/11みなとみらいホール公演情報はこちら]

[6/19サントリーホール(小)公演情報はこちら]

※6/12浜離宮朝日ホール公演もあります

2006-06-09 14:20 この記事だけ表示

 今週のアルバン・ベルク−バンベルク週間は(←これにこだわっています)ようやくいいお天気となって、一安心の僕。お聴きになられた皆様、ご満足いただけましたでしょうか?

 さて、いよいよ大植英次&ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーが来日しました。来日早々のメッセージ、早速の長時間練習など気合十分な彼らの様子は、弊社ツアー担当マネジャーから連日怒濤のレポート[来日編][リハーサル編]が届いておりますので、どうぞご覧ください。

 というわけでリアルな話はツアー・レポートをお読みいただき、僕からはちょっと曲目についての話などをしてみたいと思います。

 ベートーヴェンの「運命」「田園」。この名曲両横綱については、今さら何も言うことはありません! 2004年来日公演での「英雄」が素晴らしくフレッシュで評価も高かったので、今回もベートーヴェンの世界をたっぷりご堪能いただけるに違いありません。

 一方のワーグナー・プロ。 僕は何と言っても「ワルキューレ」第1幕のコンサート・スタイルによる上演が楽しみです。

 「ニーベルングの指環」4部作はそれぞれ魅力的ですが、特に僕が大好きなのは、愛に満ち、ロマンティックで感動的で、音楽的にも美しい「ワルキューレ」。
 「父が残してくれたひとふりの剣」「選ばれし英雄だけがその剣を引き抜けるのだ!」なんて古典ファンタジーの典型ですが、かっこいいじゃありませんか!

 ところで「ワルキューレ」第1幕のみがコンサートでとり上げられるのは、昔はよくオーケストラの定期公演でもあったのですが、最近はあまり聴かれませんね。そういう意味でも貴重な機会ですし、やはり「バイロイト音楽祭」というワーグナーの聖地、最高の舞台で「トリスタンとイゾルデ」を指揮してきた大植と、やはりバイロイトの舞台に立ち続けているワーグナー歌手たちによる「ワルキューレ」ですから、いやが上にも期待度「大」です。

 レポートにもある「すごい歌手たち」はロバート・ディーン・スミス(テノール/ジークムント役)、リオバ・ブラウン(メゾソプラノ/ジークリンデ役)、クリストフ・シュテフィンガー(バス/フンディング役)の3人。
 特にスミスは、日本でも新国立劇場の「ニーベルングの指環」(“トーキョー・リング”)や「運命の力」に出演して日本の音楽ファンにもおなじみ。そしてジークムント役では現在屈指のテノールですし、大植とはバイロイトの「トリスタンとイゾルデ」で共演しているので(もちろんトリスタン役)、息はバッチリ。

 公演プログラムの編集担当が倒れそうになりながら、全歌詞対訳を編集していましたので、ぜひそれを見ながら約1時間10分の「ワルキューレ」をじっくりとお楽しみください。ちなみにプログラムの価格は1,000円です(買ってね)。

[6/8サントリーホール公演情報はこちら]

[6/9サントリーホール公演情報はこちら]


 …ところで全く話は変わりますが、来週に始まります、秋のコンサートのチケット発売情報を。
ロリン・マゼール指揮ニューヨーク・フィルハーモニックが6月5日(月)12時から、
ピアニストのラン・ランダン・タイ・ソンが6月7日(水)12時から、
それぞれカジモト・イープラス会員限定先行受付開始です。
 こちらもぜひどうぞ!!

[10/10ラン・ラン公演情報はこちら]

[10/14ダン・タイ・ソン公演情報はこちら]

[11/5ニューヨーク・フィルハーモニック公演情報はこちら]

[11/8ニューヨーク・フィルハーモニック公演情報はこちら]

[11/9ニューヨーク・フィルハーモニック公演情報はこちら]

[11/10ニューヨーク・フィルハーモニック公演情報はこちら]

[11/11ニューヨーク・フィルハーモニック公演情報はこちら]

 

2006-06-02 18:43 この記事だけ表示

 皆様、朗報です!
 イタリアが生んだ驚異のコントラバス四重奏団、The Bass Gangのヤツラがやっと、今年のライヴ・レパートリーを送ってきました!!

 とは言っても、ヤツラの場合、会場の反応を見ながらその場でテキトーに選曲するので、何が出てくるのかは当日のお楽しみなんですけどね。そういうびっくり箱的な面白さが魅力なんですが、でも「こんな曲をやるらしい」「この曲好きだけど今日はやってくれるかな?」と、ワクワクしながらライヴに行くのも楽しいので、公開しちゃいます。

ラテン・ベース・メドレー
 エル・クンバンチェロ(R. ヘルナンデス)
 地方の祭り(M. モレイラ)
 ブラジルの水彩画(A. バホーゾ)
 南京豆売り(M. シモンズ)
 コーヒー・ルンバ(J. マンゾー)
 ティコ・ティコ(Z. d. アブレウ)
 テキーラ(C. レッド)
 マシュ・ケ・ナダ(J. B. ジョー & S. メンデス)
 ビリンバウ(V. d. モライス & B. パウエル)

5 × 4 メドレー
 テイク・ファイヴ(D. ブルーベック)
 交響曲第6番「悲愴」〜第2楽章(P. I. チャイコフスキー)
 エヴリシング・イズ・オールライト(A. L=ウェッバー)

その男、ゾルバ(M. テオドラキス)
操り人形の葬送行進曲(C. グノー)
ブラーヴァ!(B. カンフォラ)
マイ・シャローナ(D. フィーガー & B. アヴェッレ=ザ・ナック)
リベルタンゴ(A. ピアソラ)
Dr. ジャズ & Mr. ファンク 
4 ブラザース(G. ジュフリー)
「コントラバヘアンド」序奏(A. ピアソラ)
スラップ・ザット・ベース(G. ガーシュウイン)
ヴォルガ・ボートマン(G. ミラー)
スウィンギン・オン・運命(L. v. ベートーヴェン / T. グレーヴズ)
ニューヨーク・ニューヨーク(J. カンダー)
サマー・ストールン・タイム(G. ガーシュウイン & O. ネルソン)
リゴレット・カルテット(G. ヴェルディ)
黒猫白猫(カライリチ & アラリカ & スパラヴェロ)
チュニジアの夜(D. ガレスピー)
コントラバヘアンド4(A. ピアソラ)
「ピンク・パンサー」のテーマ(H. マンシーニ)
ロング・ビークル(カライリチ & アラリカ & スパラヴェロ)
オー・ソレ・ミオ(E. d. カプア)
バッハの…青い影(J. S. バッハ & プロコルハルム)
ゴースト・バスターズ(R. パーカーJr.)
コントラバヒッシモ(A. ピアソラ)
冷たい女(デメトリウス=E. プレスリー)
パルプ・ベース・オア・ベース・フィクション?(D. デイル)
セレサンバ(P. チャイコフスキー & C. サンタナ)
「カルメン」〜闘牛士の歌(G. ビゼー)
イタリア国歌(マメーリの賛歌)
ユーロベース 〜 「テ・デウム」前奏曲(M-A. シャルパンティエ)
アメリカ人になりたいの(R. カロゾーネ)
モーツァルト・オン・ベース2006(W. A. モーツァルト & A. ピーギ)
赤とんぼ(山田耕筰)
上を向いて歩こう(中村八大)
マツケン・サンバ(宮川彬良)

 皆様は、どれがお好みですか?僕の個人的趣味では、ノリのいいコーヒー・ルンバや、クールなピアソラ、しっとりしたバッハなんかを聴きたいかな。
 それに、去年のアンコールはキンキラのド派手なはっぴとちょんまげのカツラで「マツケン・サンバ」でしたからねぇ。あれはもう、爆笑ものでした 今回は、も〜っとびっくりするような曲を用意している、というウワサもありますよ。いったい、何をやってくれるんでしょうね??
 ぜひ皆様と一緒に楽しみたいです!!

 チケットはまだ予約可能です。詳しくはこちらをクリック!

[6/11みなとみらいホール公演情報はこちら]

[6/19サントリーホール(小)公演情報はこちら]

※6/12浜離宮朝日ホール公演もあります

2006-05-31 10:49 この記事だけ表示

 さわやかな五月晴れと、梅雨を先取りしたように雨が降る日が交錯して、なかなか落ち着かないこの頃ですね。
 落ち着かない、といえばこのホームページのトップ「Concert Calender」の欄をご覧下さい。
「アルバン・ベルク四重奏団」と「バンベルク交響楽団」。紛らわしい名前が並んでいますね…。アルバン・ベルク、バンベルク、社内でも言い間違える、聞き間違えるスタッフ続出で、僕もなんだか落ち着きません(えっ、僕だけ)。

 すみません。そんなことは関係ないですね。
 まずはアルバン・ベルク四重奏団。ツアー・レポートにもあるようにクォリティの高いモーツァルトとバルトークの演奏を各地で繰り広げています。

 一方、こちらもレポート第1弾が届きましたが、ジョナサン・ノット指揮のバンベルク交響楽団。いよいよ今夜のさいたま市文化センターからツアー開始です。
 このオーケストラは今年で創設60年、さらに5月30日の東京公演がちょうど日本での通算100回目の公演になるという、おめでたい今回の日本ツアー。ノットが首席指揮者になって、持ち前の素朴で重厚なドイツ的音色にクリアーさが加わったと言われるこのオーケストラにどうぞご期待下さい。

 ところで今回、公演プログラムにノットのインタビューを掲載しておりますが、その一部をご紹介しましょう。

「武満徹の『セレモニアル』を、シューベルト『未完成』とベートーヴェン『第7交響曲』という慣れ親しんだ曲と組み合わせましたが、初めにちょっと意識を変えることで新たな発見があるのではないでしょうか。たとえば『未完成』の何かを追い求めているようなはかなさは、武満のあとに演奏することでそうした面がより引き立つように思います。またベートーヴェンでは改めてこの曲の革新性を感じていただけるような演奏にしたい」
「マーラーの『第5交響曲』は、
首席指揮者に就任以来毎年のように演奏を重ね、録音もしてきて、まさにノット&バンベルク響のルーツともいえるレパートリーなので、われわれらしさを聴きとっていただけると嬉しいです」

 確信を持ってこう語ってくれたノット。

 そして彼らに加え、ぜひ聴いていただきたいのが、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲を弾く庄司紗矢香と、武満徹『セレモニアル』で共演する笙の宮田まゆみ。
 それぞれに曲の良さを最大限に生かしてくれるだろうと、僕は期待に胸をふくらませています。

 指揮者、オーケストラ、ソリストの想いと成果を、皆様の耳でぜひご確認ください!

[5/29サントリーホール公演情報はこちら]

[5/30サントリーホール公演情報はこちら]

2006-05-26 14:25 この記事だけ表示

この秋僕が最高にオススメしたい企画のひとつ、パリ・シャトレ座プロジェクト第3弾 オペラ・ファンタスティーク「レ・パラダン」の一般発売が、いよいよ5月21日から始まります!

ここ10年ほど、ヨーロッパでのバロック・オペラ・ブームはめざましく、今やどこの有名オペラハウスでも、通常のレパートリーと肩を並べて、モンテヴェルディやヘンデル、ラモーやシャルパンティエなどのバロック・オペラが人気演目にあがるようになりました。

そして遅ればせながら日本にもじわじわと、そして確実にそのブームは到達しています。2月に神奈川県立音楽堂でファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテが上演した、ヴィヴァルディ「バヤゼット」の大成功は記憶に新しいところですが、フランス・バロック最高のアンサンブル、日本でもファンの多いウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンがこの秋来日、ついにラモーのオペラの舞台上演を行なうのです。それが「レ・パラダン」!

しかもこの舞台、普通の舞台装置・演出じゃありません。このプロダクションは2004年パリ・シャトレ座で初演されましたが、見た目にもカラフルな絵本のような舞台にはCG映像やその他あらゆる手法で、奇抜…というかイマジネーション豊かな背景が次々と展開します(さすがCGですね〜。登場人物が突然クジャクだとかライオンに変身しちゃったりするんですよ)。

そこに衣装も色とりどりのダンサーたちがクラシック・バレエからブレイク・ダンスまで様々な振付で、音楽とピッタリな動きで踊ります。まさにリズムとダンスの饗宴!

こんな風に視覚的にも音楽的にも盛りだくさんなこの上演、僕はDVD(発売中!)でしか見ていないのですが、とにかく楽しいです。オペラの筋は単純なのですが、音楽といい視覚的な気持ちよさといい、ワクワクワクワク、気分が晴れやかになりました。

一足先にカジモト・イープラス会員先行発売が開始されましたが、たくさんのお客様からお問合せをいただいたため、一時は回線がつながらなくなりご迷惑をおかけいたしました。

さあ、いよいよ一般発売です。ぜひお問合せください!

[お問合せはこちら]

2006-05-18 10:26 この記事だけ表示

はじめまして。カジモトくんといいます。

画面の右上に、また「KAJIMOTO Concert」誌などで

カジモト・イープラスのご案内スペースにいるのが僕です。

これからこの新しいホームページで

梶本音楽事務所のおすすめコンサートや、その聴きどころ、

またそれに関わる色々なお話をお伝えしていこうと思っています。

読んで下さって「へ〜、そんなことがあるのか。」

「お、そういう演奏家のコンサートなら行ってみたいな。」

なんて思っていただけたらすごく嬉しいですね。

どうぞ今後ともよろしくお願いします。

さて、今日5月3日は皆様もご存知の「ラ・フォル・ジュル・オ・ジャポン『熱狂の日』」の真っ最中。

弊社スタッフも総動員で、僕も裏方でフーフー走り回っております。

いやいやなかなかの重労働なんです。ふぅ〜。

去年に引き続き、東京国際フォーラムはまさにお祭り色一色。

そしてモーツァルトの音楽の素晴らしさがあちこちで花開いています。

たくさんのお客様も、そしてアーティストもスタッフも楽しそう。

もしお時間がありましたら、ぜひ東京国際フォーラムへ!

5月6日までです!

ところで今回おすすめしたい梶本音楽事務所主催のコンサートは、

その「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にも出演している

ニコライ・ルガンスキーのピアノ・リサイタル。

5月11日(木)7時から東京オペラシティ・コンサートホールです。

ルガンスキーはここ数年で急速に頭角を現してきた若手ですが、

欧米での人気が日本に伝わるのはナカナカ時間差があるもので

(未だによくあることですが)、まだこの国では知名度バツグン!とまではいきません

・・・が前回2004年の来日リサイタル、紀尾井ホールの客席はほぼ一杯でした。本当に嬉しいことです。(今回は倍くらいある東京オペラシティですが、満席になるといいなぁ・・・。)

それに、肝心の演奏には大感心しました。まず玲瓏な音と

どんな難しそうな部分でも涼しい顔で難なく弾いてしまう技巧がすごいです。

そして詩的な余韻が漂って…。

ある評論家の方が「全盛期のギレリスやリヒテルを彷彿とさせる…」と評されましたが、

まさしくそんな感じで、ちょっと近寄り難いくらいの完成度だな!と思ったのを覚えています。

会ってお話をすると、シャイだけど、熱いものを秘めている、という感じの人でしたね。

今回演奏する曲目は、ベートーヴェン「ピアノソナタ第16番」、フランク「前奏曲、コラールとフーガ」、ショパン「前奏曲嬰ハ短調」「ソナタ第3番」というもので、

きっとショパンが鮮やかで詩的な演奏になるだろうな、と想像しつつ、

僕的におすすめしたいのはフランク。そしてベートーヴェンのソナタ。

このフランクの曲はルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「熊座の淡き星影」で使われていましたが、ほの暗くストイックで苦渋に満ちながら官能的でもある…というフランクの作品の中でも屈指の名曲。(ところでフランクの代表作は、極端に彼の晩年に集中しています。この曲をはじめ、あの有名なヴァイオリン・ソナタや交響曲など。大器晩成、ってこのことですね。)

こういう曲はルガンスキーのピアノで聴いたらすごくロマンティックに響きそうだな、

と想像がふくらんで楽しみです。

それからベートーヴェンの「ソナタ第16番」は、最近ではあまりリサイタルで聴かれなくなって寂しかったのですが(音大生の方はよく弾くはずですよね)、これは面白い曲です。リズムをちょっとずらしてみたり、突然変わった和音がでてきたり、「あれっ?」と思うところがいっぱいあって、いつも顔をしかめているベートーヴェンが珍しくユーモアたっぷりに話してくれてる、って感じです。こういう曲はルガンスキーのような精密なピアノで聴くと面白さが倍増するはず。

というわけで、5月11日のルガンスキー・ピアノ・リサイタル、

ぜひお問い合わせ下さい!

 
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