嵐のような大騒ぎで来日したザ・ベース・ギャング。翌日のオフ日には、時差解消のための睡眠に、スシ、スパゲッティ、サケ三昧。これから始まるハードなスケジュールに備えて、万全の体制を整えました。

 6/11、ツアー初日は雨に煙る横浜みなとみらいホール。昨年も訪れたこのホールをよほど気に入っているらしく、改めて「ミナトミライ、ベーネ(美しい)! ビューティフル・ホール!!」と絶賛するアメリゴ。

 今日のための選曲を念入りにアンドレアが調整し、いよいよリハーサル開始です。相変わらずの豊潤な音色とハーモニーに魅了されます。彼らの歌心、ユーモア、そしてもちろんテクニックは昨年に増してグレードアップ!

 そして新曲たち。マネジャーが頭に描いていたとおりの、いや、それ以上の編曲のセンスに脱帽、そして爆笑させてもらいました。コンサートの内容については……いや、東京公演のためにとっておきましょう。乞うご期待!

 終演後のサイン会も盛り上がりました。腕に"The Bass Gang"と書いてとせがむお子さんも。コントラバスを弾いている男の子、女の子から、パパ、ママ、若いカップル、おじいちゃま、おばあちゃままで、楽しく会話を交わし、記念写真を一緒に“パシャ”。

 こんなお天気にもかかわらずお集まりくださったお客様に感謝!大喝采の中、素晴らしいツアー初日となりました。

 横浜でエンジンのかかった4人はこれから本領発揮!浜離宮朝日ホール、サントリーホール公演も待ちきれませんね。公演のノリに合わせ曲目もジョークも変わっていくので、ダブることなく、いつも新鮮な驚きを用意してくれています。横浜公演を聴いて、気に入った!というお客様、何度でも楽しめますよ!


[6/19サントリーホール公演情報はこちら]

※6/12浜離宮公演も当日券あります

2006-06-12 12:01 この記事だけ表示

 凄まじいほどに愉快な4人組がついに来日!到着するやいなや、弊社マネジャー(初来日から担当してもう4年の付き合い)でも思わずたじろぐハプニングが続出のようです。
 気象庁は入梅を発表しましたが、The Bass Gangの向かうところ雨なし!? 文字通りノーテンキな晴れ男たちが、来日早々繰り広げる大騒ぎぶりをレポートしました。

 

 梅雨入り宣言をぶっとばすかのように、底抜けに陽気な4人組が成田空港に降り立ちました。4つの巨大なカンオケ(コントラバスケースとも言う)とともに。
 到着ロビーで待っていたマネジャーとドライバーに気付き「オ〜ゥ、フレンズ! アイ・ケーム・バック・マイ・ホォォーム!!!」と絶叫。ロビーにこだまするほど(?)の素晴らしい声量です。
 ヤツラもデカイが、それよりもはるかに大きなコントラバスケース。しかもさすがイタリア人、カラフルです。それをガラガラと引きずりながら歩く4人は、到着ロビーにいる人たちの目を釘付けにしています
 楽器をトラックに積み込みながら、みごとな美声で歌うあの曲は……大ヒットしたあの曲、さらになんと日本で大人気のあの曲も……(ナイショ。ライヴをお楽しみに)!

 これまでコーヒーショップでのライヴなど、コンサートホールに限らない音楽普及活動をしてきましたが、今回は…? 都内のホテルへと向かう車の中で、ゲリラ・ライヴの場所について作戦会議。
 首都圏では11日横浜みなとみらいホール、12日浜離宮朝日ホール、そして19日サントリーホールで公演を予定していますが、突然あなたの学校、あのお店に現れるかもしれません!! ちなみに日本の後に訪れるソウルでは、ワールドカップを記念して行われるスペシャル・コンサートに急遽出演が決定、韓国全土にオンエアされます。

 ホテルに到着するまで約1時間、車内はおかしな話が途切れません。特に、一番若いアメリーゴはしゃべりっぱなし。フライトの疲れも時差もないようです(どこからくるんだ、このエネルギーは!!)。
 偶然にも、来日中のボローニャ歌劇場管弦楽団も滞在しているホテルに宿泊することになったのですが、ホテルの近くを歩いていたオーケストラメンバーを見つけ、さっそく車の窓を開けて絶叫、「○▲□★!!!(←イタリア語)」。ホテルに到着し、マネジャーがチェック・インの手続きをしていると、なんとイタリアのラグビー・チームまでもがバスで帰還。気がつけば周りはイタリア人だらけ。ロビーはもう大騒ぎ!!
 それでも、徐々にロビーから人影は減り、ヤツラ4人もスシバーに行くと言って、東京の街に消えていったのでした(やっと静かになった

 周りの目などおかまいなしに、強烈なインパクトで我が道を突き進むギャングたち。でも、彼らのステージはもっとオソロシイのです!!
 美しい音に酔いしれうっとりしていると、次はギャグに突き落とされ、その次は超絶技巧に圧倒…。ジェットコースターのように場面がくるくると変わり、ドキドキの連続です。ライヴが終わる頃、無事なお客様が果たして何人残ることでしょう?
 そんなキケンなライヴ、体験するしかありませんよ!ワールドカップよりも手に汗握るスリリングな展開になることは、間違いありません。

[6/11横浜みなとみらいホール公演情報はこちら]

[6/19サントリーホール(小)公演情報はこちら]

※6/12浜離宮朝日ホール公演もあります。

2006-06-10 16:50 この記事だけ表示

 6月2日広島厚生年金会館。大植英次&ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー日本ツアーがついに幕を開けました(オール・ワーグナー・プロ)。今回はいつものツアー担当者ではなく、一緒に同行している新人マネージャーからのレポートです。毎日先輩に怒られながら、右往左往しながらのツアー初体験。そんな中での初々しい感激レポートをどうぞ!


 記念すべき第1回目の公演。それはホールを埋め尽くす満杯の期待感で始まり、建物を揺るがすほどの万雷の拍手とともに終了しました! あちこちから「ブラヴォー!」の嵐。私も聴いていて「まさにこれは本物だ」と思いました。
 中でも「特筆ものだ」と感じたのはやはり歌手の素晴らしさ。ホールの床もろとも響かせるバス、チェロと溶け合う圧巻のテノール(低弦のフォルティッシモでのトレモロを突き抜けてくる、父親の名を呼ぶ「ヴェルゼ!ヴェルゼ!」の声には本当に感動しました)、最後尾の席まで響きが通るメゾソプラノ。「これが本物のドイツ音楽だ」と言わんばかりの演奏ぶりにすっかり感じ入りました。

 終演後の深夜、タクシーの中でテノール(ジークムント役)のロバート・ディーン・スミスに大植英次との共演について尋ねてみました。
「エイジとの音楽作りは本当に楽だよ。彼は僕のしたいことをいつも分かってくれるし、僕も彼がどうしたいか分かる。普通はこうはいかないよ。でも、エイジとはバイロイトで初めて共演した時からこうだったんだ。理由は分からないけどね。とても楽しいよ」
と素敵な笑顔で語ってくれました。

 トータル約2時間半もの大きなプログラムで始まったツアー初日。日付が変わろうかという頃、花束を抱えてやっとホテルに到着した彼らに、心の中でもう一度拍手を送って長い一日を終えました。


[6/8サントリーホール公演情報はこちら]

[6/9サントリーホール公演情報はこちら]

2006-06-07 11:09 この記事だけ表示

 昨日に引き続き、大植英次&ハノーファー北ドイツ放送フィルのレポートが届きました。
 リハーサルの現場の熱気に、弊社のツアー担当マネジャーのテンションもかなり上がっています。
 ミラノで声楽を学んだ経験の持ち主で、自らも普段からよく歌っている(社内で鼻歌がわりにアリアを)マネジャーは、歌手陣のスゴさにも圧倒された様子。では、その熱いレポートをどうぞお読み下さい!

 6/1は、歌手を入れてのワーグナーのリハーサル(何と5時間!!)。よく「ワーグナー歌手」というのはほかの作曲家のオペラなどを歌う歌手と区別されますが、「どう違うの?」と、ピンとこない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 その疑問が一瞬にして吹き飛んでしまう、そういう歌手がそろっているのです、今回の公演は!! 100人のオーケストラのトウッティ(総奏)を苦もなく乗り越えてくるその声量のものすごいこと……耳に“ビーン”と響くその朗々とした声を聴くだけでも、実に気持ちの良いものです。
 その歌手たちが皆、顔を合わせてにんまりする。そんな光景がリハーサルの一番最初、オケの音が鳴り出したとたんに見られました。低弦でズンズンと始まるその最初の数小節。その瞬間から、大植&ハノーファーNDRフィルが作り出す音楽は、ワーグナーの、そしてバイロイト音楽祭のオーケストラが生み出す音そのもの。歌手たちはこの瞬間から、「これはすごい」という嬉しい驚きの表情になったわけです。マエストロいわく、「どうです、バイロイトの音でしょう? 実はこのオケにはバイロイト経験者が何人もいるんですよ」。

 マネジャーが興奮に震える手で撮ったリハーサル風景

 バイロイトの音、それはどういうものでしょう。これは、聴くしかない。そして、日本人指揮者で、バイロイトの音を、あの独特のオケ・ピットからの音として語れるのは、われらがマエストロ、大植英次しかいないのです!!

来週に迫った東京公演情報はこちら!!

[6/8サントリーホール公演情報はこちら(大植のコメントも見られます)]

[6/9サントリーホール公演情報はこちら(大植のコメントも見られます)]

2006-06-02 13:24 この記事だけ表示

 指揮者、大植英次を空港で出迎えたツアー担当マネジャーから興奮気味のレポートです。

 エイジ・オオウエが帰ってきた−−−!
 われらがマエストロ、大植英次が手兵ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーを引き連れて、いよいよ2度目の来日公演です!
 関西空港のゲートから颯爽と現れたマエストロは、体調もよさそうで、日本公演への意気込みと熱意が、しゃべらずともその全身にあふれています。さあ、いくぞ!というオーラに圧倒されます。

 

 「すごいワーグナーですよ、すごいベートーヴェンですよ。がんばりますよ」!まさに万全の準備を整えたマエストロの言葉は、とても頼もしいものでした。
 就任から8年、オケとの絆もますます強まり、まさに指揮者とオケがひとつの呼吸でつながる、そんな体験が待ち受けているかと思うとワクワクします。

 6月2日の広島を筆頭に、10日の津での演奏会までの全8公演、大植旋風いよいよ上陸です!

[6/8サントリーホール公演情報はこちら]

[6/9サントリーホール公演情報はこちら]

2006-06-01 12:28 この記事だけ表示

 ツアー担当マネジャーからレポート第2弾が届きました。

 いよいよ、ツアー開始! 今回の編成は、第2ヴァイオリンを右側におく、いわゆる「対向配置」をとっています。 バンベルクでは、いつもこの形をとっているというわけではなく、レパートリーによって配置を工夫しているとのこと。ノットいわく、「コントラバスを左側に持ってくるのには、あまり賛成できないんだ。マーラーで対向配置がとても大事だと考えているのは、音楽の立体的な聴こえ方は、第1と第2ヴァイオリンを対向配置にしてこそ発揮できるから。また、むしろベートーヴェンこそ、第1と第2の掛け合いで、ステレオ効果を発揮するところが多いんだよ。たしかに、この配置にすると、トゥッティ(総奏)でアインザッツ(出だし)が合いにくいということもあるけど、ベートーヴェンは、その掛け合いの効果を理解して作曲していたと思うからね」とのこと。

 ところで、このノット氏、普段は気さくでとてもよい人なのですが、本番では、音楽により魂を与えるべく、舞台上で格闘しているという感じです。ベートーヴェンの演奏では、実際音の出る1拍ほど先を常に振っていて、気合を入れるかのように、「ファー!」とか「ヤー!」とか「ダー!」とか指揮台でうなることうなること。音楽に内在するエネルギーを自らオーケストラにインスパイアするべく、それこそ大変な情熱で気を送っています。

 さて、マーラーの「第5交響曲」ですが、オーケストラの重心の低い響きと充実したホルン、トランペット・セクションの活躍もあって、聴き応え十分ですよ! 第3楽章のホルンは、特に聴きもの。 ソリストのようにホルンがオーケストラの前に立って演奏します。
 さらに聴き逃せないのが、プロコフィエフでの庄司さんの多彩な音色の使い分けです。オーケストラがトゥッティで演奏していても、その音に紛れることなく十分に抜け出して聴こえる庄司さんのヴァイオリン。よく聴くと、同じ音でも場面でいろんな音色を奏でているのに気付きます。それが、技巧を前に押し出す形ではなく、とてもナチュラルに音楽の流れに乗ってくるのです。オケとのリズムの駆け引きもまたスリリングで……おしゃべりはこれぐらいにしておきましょう。本番をお楽しみに!

 ぜひ、皆様も体験してください。注目の公演は、こちらからどうぞ!

[5/29サントリーホール公演情報はこちら]

[5/30サントリーホール公演情報はこちら]

 

2006-05-29 11:47 この記事だけ表示

 ツアー担当マネジャーからのレポートが届きました。

 5月24日午前8時、成田空港にとても元気な表情で降り立ったジョナサン・ノット。服装は、ジーンズにシャツというラフなスタイル。新世代のマエストロは、ちょっとブラッド・ピットを思わせる(?)イケメン氏です。

 いかにも重厚なドイツ伝統のオーケストラというイメージを持つバンベルク響に、新たな風を吹き込んですでに6年、オーケストラの活動をより国際的に発展させたと高く評価されています。

 到着早々、ノットは熱く語り出しました。
「今年は、バンベルク交響楽団創立60周年という特別な年。それに、今回の日本ツアーの最終日、5月30日のサントリーホール公演では、1968年の初来日から数えて日本で100回目の演奏を迎えるんだ*。まさにスペシャルなツアーだろう?自分がここにいることがとても嬉しいよ」
 日本ツアーへの意気込みが次々とあふれ出し、マエストロの話はその後も延々と…。

 *バンベルク響の初来日公演は1968年5月15日東京文化会館にて。
  指揮は当時の首席指揮者、ヨーゼフ・カイルベルト。曲目はウェーバー「“オイリアンテ”序曲」、ヒンデミット「画家マティス」、ベートーヴェン「交響曲第3番“英雄”」。

 バンベルク交響楽団には、こんな奏者も。今秋来日のルツェルン祝祭管弦楽団にも参加するオーボエのフォムゲン、そして、ホルン・パートには2005年ミュンヘン国際コンクールの覇者ツェンプレーニも参加しています!
 また、ソリストにはヴァイオリンの庄司紗矢香や笙の宮田まゆみといった豪華な顔ぶれも並びます。

 さあ、注目の日本ツアーは5月26日のさいたまから始まります! 日本での通算100回記念となる30日のサントリーホール公演では、日本を代表する作曲家、武満徹「セレモニアル」も披露されます。

 リハーサル風景です。この熱気伝わりますか…?

 ノットの指揮のもと、磨きぬかれたサウンドに期待が高まります!
 チケットはご予約承り中です!

[5/26さいたま市文化センター公演情報はこちら]

[5/29サントリーホール公演情報はこちら]

[5/30サントリーホール公演情報はこちら]

2006-05-25 13:47 この記事だけ表示

 アルバン・ベルク四重奏団が日本に到着しました。5月22日の金沢公演を皮切りに、6月4日の岩国公演まで10回のコンサートが行なわれます。

 日本到着前日は、韓国のソウル・アーツ・センター(2300席)で公演を行ない、チケットは完売。ソウルでは、大きなポスターが貼り出されたり、バスの車体に広告が出たりと、大々的な宣伝をしていたそうです。

 金沢に到着後、オーケストラ・アンサンブル金沢の事務局や楽員の方々からのご招待で夕食会がありました(アルバン・ベルク四重奏団のリーダー、ギュンター・ピヒラーはアンサンブル金沢のプリンシパル・コンダクターを務めているのです)。初めての石川県立音楽堂公演への期待で、話は大きく盛り上がりました。

 日本ツアーは石川県立音楽堂の公演で幕を開けました。昨年、急病のカクシュカの代役を務めたイザベル・カリシウスが正式メンバーとなって、初めての来日公演です。

 前回は鋭敏な神経をほかのメンバーの動きに集中させていたイザベルが、少し自由になっていたように思えました。それとともに、カルテット全体の音楽に躍動感が増し、響きがフレッシュになっています。また、音程やリズムの安定感もさらに増しており、アルバン・ベルク四重奏団は、新メンバーを迎えて芸術的に大きくパワーアップしたといえます。

 この公演にはアンサンブル金沢のメンバーの方々も多数来場し、ピヒラー氏の完璧な音楽作りに、思いを新たにしたようです。

(ツアー担当マネジャーからの報告より)

 紀尾井ホール公演は両日ともほぼ完売の状態ですが、5/31公演には、わずかながら残席があります。チケットをまだご購入されていない方、お早めにどうぞ!

 新生アルバン・ベルク四重奏団の来日公演をお聴き逃しなく!!

[紀尾井ホール5/31公演情報はこちら]

2006-05-23 11:58 この記事だけ表示
 
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