日本のチェロ界を代表する名匠であり、現在サントリーホール館長や桐朋学園大学学長という、音楽界の要職を務める堤剛が、
2回に分けて、チェリストにとってのエベレストであるJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲演奏会を行っています晴れ

昨日3月15日に紀尾井ホールで第1回が行われましたが、
若きマネージャーからのレポートが届きましたわーい(嬉しい顔)

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J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲は音楽の父が遺した偉大な遺産。
その6つの組曲は、無伴奏作品としてだけでなく、チェロ作品の金字塔として今もなお燦然と輝いています。
その全6曲を、日本が世界に誇るチェリスト、堤剛が紀尾井ホールで演奏します。

第1番、第5番、第3番という奇数番号を並べた第1回公演からは、まさしくこの作品がマスターピース(傑作)であること、そして堤の懐の深さ、あたたかさを再認識させられたと言っても過言ではありません。
この作品を聴いていると、我々は楽器から出る音を聴いているのではなく、まるで楽器を通して演奏者本人を聴いているようだと感じられます。

堤の演奏は、”円熟”といったような言葉で括れるものではなく、先にも書きましたが奏者本人の人間的な温かさを伝えるもの。そしてテンポや間の取り方、細かなアーティキュレーションやアゴーギグなどそうした表現の一つ一つからも、常に表現したいこととその理由が明確に伝わってきました。
また「バッハの無伴奏組曲は、演奏するたびに常に新しいものになります。今回は、和声感をより表現できたらと思っています」と謙虚に語っていた堤の言葉が思い出されました。細かいアルペジオが一つの大きな和音となってホール全体を包み込んでいったのです。

舞台に一人どっしりと構えた堤の姿は、まるで静かにそこにある大きな山を思わせるかのようでした。動かざること山の如し。時代の流れや周囲の変化には動ぜず、山は決して揺るがない。しかし、それは単調ということでは決してありません。

組曲は各曲毎に異なるキャラクターを持っていますが、それぞれがなんといきいきと表現されていたことか!その様子は、まるで山の彩りが四季折々と移り変わっていくようで、美しかったです。

残りの偶数番号作品(第4番、2番、6番)は20日(金・祝)に演奏されます
6つの物語が一つの曲になり、6つの曲がまたそれぞれの色をもって全曲を構成する。第6番のジーグが終わり、すべてがつながったとき、バッハの無伴奏チェロ組曲という作品が、そして堤剛自身が新しい姿を見せてくれるに違いありません。

チケットのお申込みはこちらまで!  

最新盤「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)」(マイスターミュージック)は3月24日(火)発売!
→ こちらまで

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昨日のサイン会の様子

2009-03-16 12:59 この記事だけ表示
3月15日(日)3時 紀尾井ホール

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012から ガヴォット
2009-03-16 10:38 この記事だけ表示
 
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